Visual Studio CodeでPythonを実行する方法

VS CodeとPythonの準備

Visual Studio Code (VS Code)とPythonを使用するための準備手順は以下の通りです。

VS Codeのインストール: 公式Visual Studio CodeウェブサイトからVS Codeをダウンロードし、インストールします。
Pythonのインストール: 公式PythonウェブサイトからPythonをダウンロードし、インストールします。Pythonのバージョンは3.xを推奨します。
Python拡張機能のインストール: VS Codeを開き、拡張機能ビューを開きます（ビューバーのアイコンをクリックするか、Ctrl+Shift+Xを押します）。検索ボックスに”Python”と入力し、Microsoftが提供するPython拡張機能を見つけます。”インストール”ボタンをクリックしてインストールします。

これで、VS CodeとPythonの基本的なセットアップが完了しました。次のステップでは、Pythonファイルの作成と実行方法について説明します。

Pythonファイルを作成し、それをVS Codeで実行する方法は以下の通りです。

Pythonファイルの作成: VS Codeを開き、File > New Fileを選択します（またはCtrl+Nを押します）。新しいファイルが開かれたら、Pythonコードを書き始めます。例えば、print("Hello, World!")と入力します。その後、File > Save As...を選択し、ファイルを.py拡張子で保存します（例：hello_world.py）。
Pythonファイルの実行: 保存したPythonファイルを開き、右上の緑色の再生ボタン（またはF5キー）をクリックします。これにより、Pythonファイルが実行され、結果がターミナルに表示されます。

以上が、VS CodeでPythonファイルを作成し実行する基本的な手順です。次のステップでは、デバッグの設定と実行方法について説明します。

VS CodeでPythonコードをデバッグするための設定と実行方法は以下の通りです。

デバッグ設定の作成: VS Codeの左側のアクティビティバーにある「Run」アイコンをクリックします。その後、「create a launch.json file」リンクをクリックし、Pythonを選択します。これにより、.vscodeディレクトリにlaunch.jsonファイルが作成され、デバッグ設定が自動的に記述されます。
ブレークポイントの設定: デバッグを開始する前に、ブレークポイントを設定します。ブレークポイントを設定するには、コードエディタの行番号の左側をクリックします。ブレークポイントが設定されると、その行に赤い点が表示されます。
デバッグの開始: デバッグを開始するには、左側のアクティビティバーにある「Run」アイコンをクリックし、「Start Debugging」を選択します（またはF5キーを押します）。これにより、デバッグが開始され、設定したブレークポイントでコードの実行が一時停止します。

以上が、VS CodeでPythonコードをデバッグする基本的な手順です。これらの手順を順に行うことで、Pythonコードのデバッグを効率的に行うことができます。デバッグはコードの問題を特定し、解決するための重要なスキルです。ぜひ、これらの手順を活用してみてください。